「押入れが使いにくい~!」
奥行のある押入れは、どのお宅にもあるものですが、案外使いにくいものです。なぜか???
入れたいものと押入れの奥行が合わないからです。
布団を入れたり、引出収納を設置するのはちょうどいいのですが、押入れにしまいたいものはそればかりではありませんね。
少しずつ押入れ収納のポイントを紹介していきます。
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クローゼットにしたい!
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リフォーム時に押入れをクローゼットにしたいというご要望が多いので、まずはそんなときのポイントです。
奥行があるのでパイプを2本つけたい
どうしても出し入れがしにくいので、あまりお勧めはしないのですが、つけたいご要望が多いのでそんなときに注意することです。
A 押し入れの前面から30㎝、奥から30㎝のところに設置
ハンガーにかけた服の幅が60㎝だからです
B 前のパイプを後ろより20~30㎝高く設置
肩の厚みが重ならないようにするためです
後ろの方を見やすく高くしたいところですが、そうすると後ろのパイプにかけてあるものを出し入れしにくいのです。
服は重いので、パイプをつける際には下地の確認や、補強するなど十分注意してください。
また、中に棚をつけたいときは30㎝がおすすめです。
箱に中に何が入っているか、わかりやすく書き、取っ手をつけて棚に収納しましょう。
あまり大き過ぎない箱で出し入れしやすい収納にしておきましょう。
昔の家では押入れの内側が土壁仕上げで荒れていたりすることがよくあります。
服や中身が汚れないよう、クローゼットするときには仕上げをしましょう。
吸湿効果やにおいを吸収するものなど、押入れに適し材料もありますよ。
皆様の素敵な生活のお役に立てますように。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。